前回は、予定数を超えての参加者があり、十分な材料が無かったため、再度、完成度を高めた竿秤作りにチャレンジした。
支点、力点および作用点の意味、支点周りのモーメントの釣り合い(左右のモーメントの釣り合い)について、理解が深まったことであろう。
加えて前回に引き続きラムネ作りを行った。炭酸の発生には、重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸とが必要であることを、再度説明した。発生した炭酸ガスの力でビー玉がビンに押し付けられ、蓋がしまることをより理解できたことであろう。
次回、5月9日(大成公民館)では、バネ秤を用いて、てこの原理は、回転運動の基礎をなす重要な概念であることを伝える予定である。力とモーメントの両者の釣り合いが、剛体運動では必ず行われていることを垣間見ることとしたい。参加者の方は、切り開いた牛乳パックに加え、1~1.5リットルの空きペットボトルを持参頂けるとありがたい。共に複数準備できる方は、ご協力をお願いします。