3月27日 四日市工業高校の中瀬古 教頭先生指導で、モーターが回り、割り箸で作ったコースを走る”ライントレーサー”を製作しました。

 100円ショップで購入した新幹線のおもちゃの台車2台を使います。マイクロスイッチの接点でモーターをOFFさせる回路を組み込み、コースにそって走るロボットですが、マイクロスイッチとギヤボックスを使う方式は当会で初の導入となりました。


 回路は、マイクロスイッチがONするとモーターがOFFするB接点を使用し、同じユニットを2台並べた設計にしました。
 小型モーターへの電流をON/OFFする方法で、マイクロスイッチがONするとモーターが回り出すA接点と、マイクロスイッチがONするとモーターが止まるB接点の、話などを加えながら組み立てました。これまで学習したことのある子供から質問が飛び、B接点のスイッチはエスカレーターで使われているとの説明で見たことある、知っていると発言する場面もありました。
 モーターの先には、回転速度を低下させるギヤヘッドが付いており、タイヤのシャフトである竹ヒゴにはゴム管を介して回転力を伝えます。
 本体の裏側には、向かい合うように2個のマイクロスイッチがセットされています。車体が道となる割り箸に対して左右にずれると、このマイクロスイッチが働いた側のモーターが停止し、向きを変え、道から逸れないように進みます。

  コース内を走り回る姿はこっけいで、みんな楽しそうに走らせていました(割り箸をまたいで走る様はまるでモノレールの様です)。

 うまく走らない子もいましたが、マイクロスイッチの取り付け位置や角度を微調整すると、見事に割り箸の道一周を完走することができました。