水1滴で「光と音」が出る回路を紙基板に組む。


 4月24日 安藤先生指導で、水1滴で「光と音」が出る回路を紙基板に組みました。

 今回は前回とちがい、9Vの電池を使い、トランジスタも2個に増やした少し複雑な回路です。
トランジスタが2個になった事でセンサーの感度が上がり指でタッチしてもブザーが鳴り出します。


 ソケットを利用してトランジスタを2個取り付けますが、外で足を組む方法にしたので
足を根元から曲げて破損してしまう生徒が続出、今後の課題です。

 今回は抵抗を直列に6個並べ、ワニグチクリップで抵抗をはさみますが、場所により
ブザーの音が変わるので、それに興味を持ちいろんな所をはさみますが端子とちがう
所をはさんでみたりすると音が鳴らないと言いだしたり、見てておもしろいです。

  抵抗の先に長いリード線を半田付けして、水が付くと回路が働く様に改造して
おふろブザーにもしましたが、これだけではおもしろくありません。
出席者全員で輪になって手をつなぎ製作した回路のワニクチクリップを1人がさわり、
もう一人が抵抗をさわるとアラ不思議、なんと19人の手を伝って電流が流れブザーが鳴りました。

 途中で手をはなすと鳴りやむので、この時はみんなと一体になれました。

水1滴か指タッチでLEDが光る電子回路作り

 4月10日 安藤先生指導で、水1滴か指タッチでLED(発光ダイオード)が光る電子回路作りをしました。

 今日はラッキータウンテレビが取材に来ました。桑名市、東員町の人でケーブルテレビに加入していれば4月18日から24日まで7:00と13:00と23:00に15分間流れます。 お楽しみに。




 まず紙の上にLEDを取り付け、単3電池2個を直列に接続して、LEDが光る事を実験しました。回路は、トランジスター1石を使った簡単な回路で、ベース回路に抵抗を介して電流を流すとコレクターとエミッター間に電流が流れるという仕掛けです。
 完成した回路のベースの電流をON/OFFするとLEDがチカチカと点滅しました。次にLEDと並列に電子ブザーを取り付けました。LEDが光ると同時に音も鳴り、おもしろいです。
 ベース電流をON/OFFさせるのに、指で接点をON/OFFさせていたのではおもしろくないので、ここに長いリード線を半田付けして、水が付くと回路が働く様に改造しました。



 さて、実験するとLEDは光るがブザーが鳴らない生徒も出て来ました。これは水の抵抗だけだとベース電流があまり流れないので、ブザーを鳴らせるだけのコレクター電流が取り出せません。これは今後の学習課題となりました。
 ワニくちクリップで抵抗を差し替えると、ブザーも同時に鳴らす事が出来るヒントを与えたので、次の回が楽しみです。