10月10日 ビリビリ虫の運動研究

 昆虫のようなロボット、ビリビリ虫を製作した。プラスチックの板による4つの足と、モーターをもつ。モーターの軸には、ゴム管が付けられており、回転で生じる遠心力が、ビリビリ虫全体を揺すり、跳ね回るような動作をさせる。この時、4つの足の曲げ剛性の非等方性から、特定方向への振動に変換され、ほぼ一定の方向へ移動していく。これは小さな部品の整列・供給に用いられるパーツフィーダーと同じ原理である。
 インフルエンザの流行のため、参加者が少なかったが、スムーズに製作が進み、製作した昆虫ロボットで相撲をして楽しんだ。