7月24日、25日 みんなで楽しむ自作実験と発明工夫のつどい

 桑名市民会館にて、霜田東大名誉教授を招き、「みんなで楽しむ自作実験と発明工夫のつどい」を、2日間に渡り開催した。

 24日午前: 近隣の科学教室の助っ人講師陣による工作・実験教室が開催された。
磁石と浮力を利用した「昇るキラキラ星」、遠近感と目の錯覚を利用した「不思議な家づくり」、100円ショップで手に入れた拡大レンズを利用した「デジカメ用接写レンズづくり」、トランジスタ回路による「水一滴で反応する電子回路づくり」、岩塩割り、などを楽しんだ。

 いろいろな先生方の、物理的現象の創意工夫を感じながら、さまざまな工作を楽しんだ。

 24日午後:
① 服部秀男氏(金沢工大3年)によるロボットづくりの講演(第一部)
 世界ロボット選手権に出場した際の経験談を中心に、ロボットづくりの面白さ、大変さを熱弁。
 ドイツで行われた自立歩行ロボットによるサッカー大会のビデオや写真の説明があった。

 秀男君の思いが伝わったためか、小学生の参加者も、熱心に聞き入った。

② 霜田名誉教授考案の「光の三原色混合器」づくり
 赤、緑、青の各色のLEDを用い、光の合成が自由にできる合成器を、参加者が組み立てた。 
  
 全員無事に、完成でき、三原色の組み合わせで、いろいろな色ができることを、経験できた。

 ← 霜田名誉教授と、三原色混合器の作り方を参加者に教える服部秀男氏


25日午前: 服部秀男氏(金沢工大3年)によるロボットづくりの講演(第二部)
  前日に続き、ロボットづくりの解説を行った。今回は、ロボットの設計製作に関する苦労話や面白さを公演した。

 25日午後: 霜田名誉教授による講演「光とは何か?(人や動物の目のフシギ)」
  光の波と粒子の性質を併せ持つことを、わかりやすく説明した。また、目はなぜ光を認識できるかも、具体例を交えながら、説明した。



←: にこやかに講演する霜田名誉教授






その他の行事:
 自作実験; 虹を見るめがね、石を磨こう宝石や、空飛ブ「アルソミトラ」

 体験発表; 中部国際空港案内ボランテアが語る「ヒコーキ面白ものがたり」、
 ハンダ付け技能コンテスト; 最優秀賞:光風中学2年 林崇聖
 なお、本行事には伊勢新聞からの取材もあり、7月25日の紙面に掲載されました。